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2009.4. 1
緊急勉強会
緊急勉強会
「経営危機を突破するための緊急勉強会」を実施しました
急激な経営環境の悪化に対応して、今すぐやるべきことを具体化するため、「経営危機を突破するための緊急勉強会」を3回実施しました。これは、12月理事会に於いて、11月からの急激な経営環境の変化(仕事量の減少)に対して打つべき手を伝える必要性が議論され実行されました。
第1回目は、12月20日に「今、社長が打つべき手は何か」~経営環境の激変に対応できる経営指針に作り変える~をテーマに開催し52名が参加しました。
田中代表理事から、「比較的調子がいいと言われてきた製造業が急激に落ち込んだ。他業種の方は以前から悪かったので、今急激な変化を感じていない人もいるかもしれないが、年が明け年度末を迎える頃には、この影響が全業種に広がる。危機感を持って経営方針の見直し、確立を行なうことが大切だ」とし、経営指針の見直しについて以下の通り問題提起がありました。
1.
まず具体的な見直しに入る前に、自社の経営理念及び存在意義を再度確認する。(何を重点に顧客の期待に応えるのか)
2.
得意先別(又は商品別)ABC分析を行い、上位10社~30社(売上の50~70%)を占める主要顧客(又は商品)の状況を顧客訪問等で掴み、今後の売上計画をリアルに見直す。(年計表は、顧客の状況を掴む上で大変有効)
3.
その上で10%・20%・30%(又はそれ以上)の売上減少の見通しを立て、それぞれの場合の仕入(原価)、販売管理費等を計算し、損益をシュミレーションする。その際、勘に頼るのではなく、過去その程度の売上だった時の決算数字等を参考にする。但し、人件費等の固定費が上昇している場合は、現状を踏まえて検討する。
4.
それを基に、月次の資金繰り表を作成する。資金が窮屈になる時期を把握し、「早めに」資金手立てをする。
参加者は問題提起を基に、その場で自社の計画の見直しを行ないました。
第2回は、自社の資金をしっかり管理し、財務体質を強化していくことをテーマに、2月3日「資金繰り表の作成とキャッシュフロー改善策」を開催し、76名が参加しました。森谷和郎氏(㈲CFOソリューションズ・社長/兵庫支部会員)から、資金繰り表の仕組み、作り方、読み取り方、資金繰りのつなぎ方について、また金融機関が融資する際に重視する指標である「自己資本比率(会社の安全性)」「債務償還年数(借入を何年で返せるか)」の説明と最近の金融機関の動向について説明がありました。
第3回は2月14日に、見直した経営指針を、どのようにして社員と共有し成果の上がる行動に繋げるか、今、社長がやるべき社員教育について「社員を奮い立たせる、士気を高める」をテーマに開催し60名が参加しました。
田中代表理事からの講義と、社員に気づいてもらう研修ゲームを参加者が実際に行なう「体感型研修」で学びあいました。最初の講義では、この厳しい状況を生き残るためには、①経営者の人生観・生きざま・哲学を正直に表した経営理念、②その理念をいかに社員と共有するかが絶対に必要であること、経営者は“人の心に光を放つ存在でなければならない”と強調しました。
午後からの研修ゲームでは、楽しみながらも全員が真剣に取り組みました。
研修後のまとめの講義になるほどと納得し、体を使って気づいてもらうことがいかに大事かを実感することができました。
今回の取り組みの成果を踏まえ、2009年度の活動として経営労働委員会は、経営指針を成文化~実践に取り組む会員で委員を構成し、①経営指針の成文化と②経営指針の実践・高度化(経営体験の交流と経営技術の修得)の課題に取り組みます。人材育成委員会は、経営指針を共に実践できる自立(律)型社員の育成をすすめるために、社員を育成できる社長づくりに焦点をあてた活動を行ないます。「経営指針を成文化している会員」の方はどなたでも参加できます。ぜひ委員会活動にご参加下さい。


