兵庫県同友会「兵庫支部」の支部活動報告、最新情報をお届け致します。
2010.3. 1【活動報告】
兵庫支部新春例会開催

高木支部長ご挨拶
兵庫支部新春例会が1月27日、神戸市産業振興センターでゲストの方9名を含めた参加者52名で盛大に開催されました。わが国だけでなく世界経済が歴史的な転換期を迎える今日、例会第1部では兵庫県立大学経営学部教授の佐竹隆幸先生をお迎えし、「時代の転換点をどう捉えるか」をテーマにお話いただきました。
日本の歴史を振り返りますと明治以降の急速な近代化の進展、世界的な大恐慌、太平洋戦争による壊滅的な被害、バブル経済の崩壊、と幾度となく訪れる危機を乗り切って成長してきました。しかし、世界経済の中心であるアメリカで起きた金融崩壊によって日本を含めた世界経済は経験したことのないような危機に陥っています。

講師の佐竹先生
一方、同友会のビジョン2010では「ソーシャルキャピタルの構築」が提唱されています。地域と歩みを共にし、本業を大切にする、という原点に返り日々挑戦していくこと。そのためには守るべきものと、変わっていくべきものがあります。

山崎さんへ社長ご就任のお祝い
守るべきものとは企業のDNA、経営品質をどう高めるか?に心を砕き、企業としての品格を磨きあげていくということ。そして変わっていくものとしては方針と戦略、進化が必要です。時代に乗った明確な方針を立て、的確な戦略を練り、事業を“深化”させながら経営を“伸化”させる、また結果的に“新化”を生む。将来へのイメージを描きながら、どういった方向に進めばよいか?を知る、ということです。企業間、会員間の信頼関係をより強固なものにし、それをさらに発展、熟成させて人と人を繋ぐネットワークを構築したうえで、企業としての価値を高めていくこと。また企業間の連携を通じて経営の基盤強化を図ることが重要だと感じました。
例会第2部の懇親会は10階の「レストラン宙」で行われ、会員、ゲストの方の懇親を図りました。近況の報告、また同友会への期待が語られました。また1月より社長に就任されました(株)上田洋紙店の山崎さんをお祝いし、より和やかな雰囲気の中、あっという間の時間が過ぎました。 金融のプロである銀行と対等に取引すべき奥義を披露していただきます。ゲストの方もお連れしての多数のご参加をお待ちしております。

和やかに懇親会

和やかにご歓談
(有)ほけん本舗 武田 雅大
2010.2. 1【活動報告】
「経営者が変わらなければ、会社は変わらない」
報告者:小林 代門氏(世和化成工業㈱・代表取締役)

報告される小林氏
今回の例会は兵庫支部から39名、他支部から1名、ゲスト6名の合計46名の方が参加されました。
小林氏は5年間商社の営業として勤務された後、初代社長のお父様から呼び戻されて28歳の時に世和化成工業㈱に入社されました。
当初はお父様のスタイルに馴染めない部分もあったようですが、2007年には社長に就任され、発泡スチロールの成型・カットからスタートされた会社を発泡化成品・食品包材・物流資材を3本柱とする会社に育て上げ、いずれ「パッケージ全般のことなら何でも任せてもらえる」会社にしていきたいと語っておられます。

支部長ご挨拶
その後、多くの経営者と話をする機会が増える中でより視野を広める為に1998年同友会にご入会されました。入会後、小林氏はまず経営指針書の作成に取り掛かられます。セミナーでは自社を初めて客観的に見ることができ、新たな気付きを得られましたが、1回目の自社内での発表は社長からは「紙に書いたものだけで会社が良くなる訳がない」と言われたそうです。
しかしながら、経営指針書を作成することで向かうべき目標、そして目標に向かって皆が一丸となっていく姿が見えてきたと言われます。社員のことを考えられていなかった今までから、社員の幸せを真剣に考えるきっかけになったそうです。

座長のまとめ
ところがある時1人の社員から発せられた「結局社長や専務の為にやっているのではないのか」という言葉に経営指針書だけでは補えない何かをお感じになり、そこから人材育成委員会・道学の存在をお知りになります。
経営指針書は経営者と社員の関係の共有化、道学は人間関係の共有化であり、両者のバランスを上手く取らなければ社員との間に良好なコミュニケーションを築き上げることはできないと言われます。最近社員の方から出た「ウチは厳しいよ。だけどやる気があれば楽しいよ」という言葉に、今まで取り組まれていたことの手応えをお感じのようでした。
私も昨年社長となった自分の会社をよりいいものにしていきたいと思いながらも、試行錯誤の連続ですが、「経営者と社員の関係の共有化」と「人間と人間の関係の共有化」のバランスを上手く取れるように意識しながら成長していきたいと感じました。
㈱七旺社 新田 庸雄
兵庫支部 忘年会
2009年12月11日、兵庫支部合同ブロック忘年会が行われました。場所は神戸元町、「魚河岸の居酒屋・えびす大黒」で、オープンしたばかりのお店です。
まず高木支部長のご挨拶の後、若松紙器工業所の小河さんの乾杯でスタート。みなさん一年間の苦労を吹き飛ばすかのように、飲んで食べて、凄い勢いです。会の終盤、みなさんの一年を締め括る一言をいただきます。田中代表理事からは「中小企業は生き残ることが大事。それができるのは経営者である。」というお話。そして高木支部長今年一押しの掛け声「YES,WE,CAN!」の大合唱!でもここで終わらないのが兵庫支部。続いて㈱レーブドゥシェフの佐野さんからは「会社が元気=社長が元気、社長が元気じゃないと始まらない!」と、経営者として奮い立たされる一言。溝口建設㈱の溝口さんは神戸を明るく照らし出し、そして先日テレビ取材を受けたムネ製薬㈱の宗さんからは、「一歩踏み出すことが大切なんだ!みんな頑張って一歩踏み出そう!踏み出せば行けるんだ!」と、新しい年に向けて非常に勇気づけられる一言をいただきました。
そしていよいよ、リファインおのころ 和田さん登場かと思いきや、ここで無念のタイムアップ。最後は毎回多大なご尽力をいただいている沖文化厚生委員長の一本締めでのお開きとなりました。100年に一度と言われる不況が続く中、今日の忘年会を見ていると、そんなことには決して負けない経営者パワーを感じることができました。
山森司事務所 藤田 善文
2009.12. 1【活動報告】
淡路ブロック会 ブロック会報告

報告者の和田さん
その答えは 超地域密着
10月9日に兵庫支部淡路ブロックにてリファインおのころ・和田さんの会社訪問が参加者12名で開催されました。
和田さんと言えば地元の祭りでは神輿を先頭で担ぎ、盆踊りでは矢倉の上で太鼓を叩いてそうな勝手な印象を抱いていたのですが、そんな和田さんの会社に興味津々でブロック会に参加しました。
当日の和田さんはいつも通りに話が脱線しないようにレジュメを用意いただきブロック会がスタートしました。

会社訪問の様子
バブル期に新規事業部署として立ち上げられたリフォーム事業、リファインおのころですが、建築の経験ゼロ、計画性ゼロ、持ち合わせていたのは営業に関する自信と材木に関する知識だけで、従業員3人で開業しました。
リフォーム事業で一番しんどいことそれは受注するための営業です。それをなくし楽して仕事するために、競合しないために、リファインおのころは超地域密着で営業されています。事実、電話で連絡のあったお客様にしか見積もりしません。
淡路島という狭いコミュニティでは悪いうわさは40、50キロも先まで伝わります。営業をかける前に地域では『お兄ちゃんはどこの人や!』と聞かれ、ある意味閉鎖的地域にてお客様の信頼を勝ち得るためには徹底して、誠実にそして親切に一軒一軒を仕上げ、顧客満足度を最高に持っていく、そしてその上でお客様を自分のファンにしてしまうのです。その結果リピート率は90%を超えています。
言葉にすれば簡単なのですが、お客様の心を掴む方法として、地域密着で逃げも隠れもしないのだからチラシには従業員全員の住所を写真の入ったスタッフ紹介に掲載し、お客様とのコミュニケーションを取る、それは同じ時間を共有すること、打ち合わせや、世間話に時間をたくさん割きます。世間話には2時間以上かけるそうです。何も売り込まないお客様とのバス旅行もされています。

参加者全員で…
お客様目線でのよい業者になるためにも、建築業者ではなくお客様の選ぶ基準に合わせると、お客様は建築の知識や技術を知りたいのではないのだから、職人は見た目が90%と断言し、抱える職人さんの身なり風体は徹底し、現場やその周辺にてタバコすらも吸わせません。建築屋ではなくサービス業的に仕事に取り組み、業界の常識や固定概念には捉われません。
受注するための営業をしないので、営業専門の従業員はいません。全員が建築に携わる技術者です。だからこそ机上の論理ではなく、どんな依頼も断ることなく場合によっては即施工できますし、本人が技術者ですので、わざわざ職人を呼ぶこともないので、少々のことであればサービスとして工事することもできます。逆に考えると技術者が営業をするのだからこれ以上ない強みでもあります。
そしてお客様の心を掴む。
「人間としての魅力」で大企業とは一線を画し、企業活動を行われていますが、他方ではよいと思われる販促方法はすぐに取り入れ、お客様に企業を知っていただくことにも様々な工夫をなさっていますし、地域の人口等数字もしっかりと認識されていました。しかも顧客の年齢層が高いという将来に対する弱点に対しても、その対応策「秘策」をお持ちでした。このような相反するような二面性をお持ちな事が経営者としての何よりもの強みだと感じました。
和田さんはとにかく話がたのしく、うまい。私のつたない文章では伝わりきらないかも知れませんが、私は和田さんの発表を聞いた後に何でもいいからリフォームをお願いしたくなりました。
㈲ナカハタサービスセンター 中畑 圭洋
2009.11. 1【活動報告】
Aブロック会・Bブロック会報告

紹興酒を飲んでみんな笑顔になりました
Aブロック会報告
9月17日に兵庫支部Aブロック会が株式会社ウイズワン様で開催されました。
当日は13名が参加され、「コスト削減と省資源を目的にソフトウエアを利用しオフィスの環境対策(エコ)をITで実現について」というテーマでTCBテクノロジーズ株式会社様より講師を迎え勉強会を行いました。
特にプリンターのトナーを最大75%節約できるソフトウエアは即効性が高く、50%の節約でも十分な高品位でありました。
懇親会は地下鉄海岸線 みなと元町線すぐの中華料理「明楓」にてゲストのパシフィックブリッジ株式会社 渡様にもご参加いただき、料理もおいしく、紹興酒は注文するとビンで一本出てくるほどサービスしていただき、参加者の皆様も情報交換や親睦に大盛り上がりでした。しかしながら今回は、紹興酒の在庫がなくなるということはありませんでした。ゲストの方にはいいブロック会を体験していただけたのではないかと思います。
㈲ナカハタサービスセンター 中畑 圭洋

椿野社長
Bブロック会報告
9月10日に兵庫支部Bブロック会として「ジイ・アンド・ジイ株式会社様 会社訪問」が開催されました。
会社へお伺いし椿野社長、竹中さんに会社の成り立ちや業務内容等についてご説明いただきました。大きな後ろ盾であった株式会社星電社よりジイ・アンド・ジイ株式会社として独立された際は、星電社というビッグネームを失っての再出発であり、当時の社員全員の心中は不安や心配でいっぱいであったそうです。IT事業部と旅行事業部という全くかけ離れた2業種を会社の両輪として営まれている経緯など、興味あるお話も伺いました。

発表者の竹中さん
IT事業部の経営指針書についてのお話では、ジイ・アンド・ジイ社の経営理念である「お客様のシステム管理室」「ITのワンストップサービス」を実践するために、どのように仕事をするべきかを事細かに設定されており、参加者の皆さんにとっても大変参考になったことと思います。
「システム作りは家を建てることと同じようなイメージです」との竹中さんの説明に最初はあまりピンとこなかったのですが、システムの受託開発においては、クライアントの満足度を高め、また品質トラブルを避けるためにも、徹底して顧客の要望をヒヤリングすること、設計・打ち合わせが最も重要であるとのお話を伺い、私が漠然と抱いていたITやシステムという言葉のイメージとは逆にたった一つのオリジナル商品を作ることは、宮大工や高度な技術を伴う職人のような製造業と共通すると感じました。
会社訪問後の懇親会はイタリア料理店「CAFE OVEST」にて開催されました。他料理店に比べ赤ワインが豊富に揃っているはずのイタリア料理店で赤ワインの在庫が全て無くなってしまったことをご報告いたします。
お忙しい中、今回の会社訪問を快く引き受けてくださいましたジイ・アンド・ジイ株式会社の椿野社長様、竹中様、本当にありがとうございました。
㈲ナカハタサービスセンター 中畑 圭洋

懇親会の様子

オフィスでの記念撮影
2009.10. 1【活動報告】
8月度 兵庫支部 納涼例会開催報告

鮎はどこに??
兵庫支部納涼例会が8月23日に開催されました。沖文化厚生委員長の下、一昨年、昨年とは趣向を変え、「涼しい川原で鮎のつかみどり&鮎づくし料理を満喫!」と題し、姫路市夢前町 藤原鮎狩り場にて、川辺で涼しく、ゆっくりと遊びながらリフレッシュしましょうと今年はゆったりモードで開催されました。
天候に恵まれ、新長田駅前広場には参加者31名が集まりました。昨年の納涼例会からちょうど一年が経ち、子供たちの一年間での成長にまずは驚かされました。

どこにいるかな??
一路夢前町へ貸し切りバスで向かい、到着後は大自然の緑に囲まれた夢前川上流にて、早速、鮎の捕獲作戦をスタート!ところが鮎を素手で捕まえるのはかなり難しく、子供たちは逃げる魚に悪戦苦闘。大人も子供たち以上に?楽しく、真剣に鮎を追い掛け回したのですが、水の中では鮎のほうが人間よりも何枚も上手でした。

塩焼きをガブッと!
捕獲後はさっそく塩焼にして頂きました。鮎づくしの料理は、甘露煮、お刺身、フライ、骨のから揚げ、おろしポン酢がけなど盛り沢山。普段味わえない料理の数々に舌鼓を打ちました。
鮎狩り場では子供用のプールも併設されていましたので、子供たちは見ている大人たちが疲れてしまうほどのはしゃぎよう。どんなものでも遊びに変えてしまう子供たちの才能に、改めて感心させられました。
一方、昼食会場は涼しい風が心地よく、都会では味わえないほどの美味しい空気の中、のんびりと昼寝をしたり、お酒を楽しんだり、ゆったり過ごすことができました。

何が捕まったかな??
日頃より真剣に学びながらも和気あいあいとした雰囲気の兵庫支部ですが、日頃の同友会活動とは違った、お父さん、お母さんの優しい表情で笑顔の子供たちと手をつなぐ親子の姿は見ているだけでも心和やかになる最高の納涼例会でした。
最後になりましたが、企画、運営にご尽力いただきました、沖文化厚生委員長、文化厚生委員の方々に参加者一同心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
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