飲食店を経営する池原氏は、コロナ禍という急激な環境変化の中で、資金繰りや固定費の見直しに取り組みながら、経営の“当たり前”を見直してきました。
その象徴として、創業以来のコーポレートカラー「赤」を「青」へと変更し、変革への意思を示しました。
一方で、どんな状況でも変えなかったものがあります。
それは「人を生かす」という信念と、「神戸の街を食で良くする」という原点です。
店を閉じず、人を守り、地域に貢献する。池原氏の不易はここにあります。
変えるべきはやり方、守るべきはあり方です。
「不易流行の経営」とは、時代に合わせて変わりながらも、本質を失わない姿勢です。
本例会を通じて、各社が自らの“変わらぬ原点”を見つめ直す機会としていただければ幸いです。

池原　晃喜氏（情熱ダイニング株式会社　代表取締役 ／ 東神戸支部第13奥谷ブロック）

事業内容：飲食店経営（7店舗）

　　　　　社員20名・アルバイトスタッフ60名