一般社団法人兵庫県中小企業家同友会でのSDGs(持続可能な開発目標)の取り組み
01 | すぐれた製品やサービスの創造、提供を通じて、人びとの人びとの暮らしの向上と雇用の場の拡大をはかり、豊かに生きる社会を目指します |
兵庫県では企業数の99.8%(144,748社)、従業員数の83.4%(2,744,150人)を中小企業が担っています。中小企業によるSDGsやBCPの取り組みこそが地域経済・地域社会を支えることになるという強い意識で取り組みをすすめていいます。
SDGsの考え方は、私たち中小企業家同友会の理念と共通する面も多く、兵庫県の「ひょうご産業SDGs推進宣言事業」の推進をはじめ、SDGsやBCPを学ぶ場をつくるとともに、私たち中小企業家同友会の「人を生かす経営」や「環境経営」の取り組みを会員企業で経営方針や経営計画に取り入れ、ひとつずつ実践につなげています。
02 | すべての人が人間らしく豊かに働く・生きる社会づくりに取り組みます |
①中小企業家同友会ではユネスコ学習権宣言(1985年)『想像し、創造する権利であり、個人的・集団的力量を発達させる権利である』を踏まえ、企業経営において「共に学びあう気⾵に満ち、新しい時代にふさわしい労使の信頼関係をつくることが社員教育の基本」としています。「人材育成委員会」では様々な研修を実施するだけでなく、社員教育を企業のための⼈材育成ではなく、その人自身の主体的・創造的な学びを、経営者が各社の実情に応じて取り組むことを推進しています。
②人には健常者や障がい者の分け隔てがあってはならず、社員をまもり、地域の雇用をまもり、地域になくてはならない会社づくりを目指すなかで、(法廷雇用率に関わらず)障害者や就労困難者と向き合うことを重要なテーマとして「障がい者委員会」で日常的に活動をすすめています。(2022年4月現在、障がい者雇用企業数185社(会員企業の8.8%)、過去に雇用経験のある企業を含めると300社(会員企業の14.2%))
③女性が能力を発揮できる場を拡げ、生活者の視点で、仕事と生活の調和や、多様な人材の活用等の課題に真摯に取り組み、働き甲斐ある職場づくりに、女性経営者による「女性部」で活動をすすめています。同友会事務局では、女性も男性と同じように働き、活躍できる環境づくりや支援制度の活用などに取り組んでいます。
④一人ひとりのライフスタイル(介護や看護などの事情も含む)にあわせた働き方づくりや働く環境づくりに取り組み、ひょうご仕事と生活センターの「ひょうご仕事と生活の調和推進企業」の「宣言」「認定」「表彰」にも積極的に取り組んでいます。
「わたし」からアクション宣言 |
一般社団法人兵庫県中小企業家同友会は『「わたし」からアクション宣言』を行いました。
【 一般社団法人兵庫県中小企業家同友会の「わたし」からアクション宣言 】
仕事、学習、地域活動、育児など調和をとり、 人間味あふれる事務局員となるように取り組みます。
令和5年3月31日 一般社団法人兵庫県中小企業家同友会 事務局長 河野 貴司