起業から10年間、販売戦略により売り上げを伸ばしてこられた藪氏に突如起こった、社員解雇をきっかけとする労働組合の結成という問題。そこから続々と社員が退社し組織が崩壊しました。
　その後、自らが前線に立ち経営状況を回復された際に気づいたのが「人を生かす経営」とは、世の中も企業も主人公は”人”であるがゆえに、”人”があってこそ成立するものである。その実現のために、「社内の不安を取り除き信頼関係を築いていく。人の本質を知り、受け入れてこそ人を育て、人を動かすことができる」と藪氏は仰られています。
　そして、「労使見解」を考えるうえで必要な「経営姿勢を正す」以前に重要な「自己姿勢の確立」とは何かを実践報告していただきます。

株式会社　ミル総本社　相談役

一般社団法人京都中小企業家同友会　相談役

籔　修弥氏