（経営指針書を作ったものの、うまく活用できなかった）——。
そう語るのは、梅澤工業株式会社の梅澤氏。
理想を詰め込みすぎた指針書は、社員の反発を生み、思いが伝わるどころか距離が広がってしまったのです。

そこで梅澤氏は、「モノづくりに向き合い、ありがとうの輪を紡ぐ」という、社員と共有できる理念へと転換。

エンドユーザーの笑顔を直接見ることが難しい業種だからこそ、お客様から届いた「ありがとう」を社員一人ひとりに届ける。

それが社員の誇りや喜びとなり、会社が変わり始めました。

人と本気で向き合う姿勢を大切にしてきた梅澤氏は、青年部でもその姿勢を貫き、渉外委員長、そして２０２５年度は副幹事長として活動しています。こうした経験は、社員との関係づくりにも少しずつ生かされ始めています。

経営指針書は、社長の思いを一方的に伝えるものではなく、社員と未来を共有し、行動につなげるための道しるべです。
皆さんも、同友会青年部で会社の未来を語り合い、一緒に一歩善進しませんか？
あなたの参加を心からお待ちしています！

梅澤 一貴氏（梅澤工業株式会社 代表取締役/中はりま支部/青年部第1グループ 副幹事長）