会員企業訪問
VISIT
会員名
山内 祐司(代表取締役社長)
所在地
加古川市加古川町平野185−1
創業
1986年11月15日
設立
1982年11月
事業内容
ホームページ制作、システム・ソフトウェア開発販売、各種スポーツイベントの計測・企画・運営
従業員数
24名・アルバイト40名
公式サイト
入会年月
2015年10月
事業内容及び企業の沿革
先代の佐藤社長が歯科技工所の負担軽減のために販売管理ソフト(いればくん)を開発。その後、さまざまな縁からスポーツイベントの業界と繋がりマラソンのタイム計測をはじめたことをきっかけにボート、カヌー、アーチェリー、馬術といったスポーツ競技におけるタイム計測、集計業務を手掛けるようになりました。システム開発及びWEB制作における技術の向上と共に、多種多様な課題を「ITとDesignのチカラ」で縁のある人たちに喜んでいただける企業に成長しています。山内社長は初めての新卒採用者で、会社が新たにシステム開発、WEB制作に取り組むさなかに入社しました。
業界の状況、外部環境の変化とその中での対策
いればくんのシステムの管理及びバージョンアップ等の仕事は、リピート顧客で全国的なシェアがあり継続し売上を作っています。スポーツのタイム計測事業は競合も増え飽和状態になり、そこに創業者の突然の他界で大口の取引先を失ったそうです。当時は苦しい状態でありましたが、差別化を図り、顧客に満足いただけるような新たな取り組みを行い、少しずつ回復させてきました。山内社長が入社してから手掛けはじめたHP作成の業務等も順調に伸びてきています。先代への感謝の気持ちを忘れず、縁のある人たち、社員たちの期待に応えるために皆が楽しく幸せになれるように一生懸命頑張っています。
現在取り組んでいることについて
「人を生かし活躍させる経営」
人を活かす経営、どんな人でも得意なところがあり、どんな人にも活躍する場をつくる、そして皆でバックアップする。チームとして成し遂げる。という山内社長の熱い思いがとても印象的でした。
「みんなで創る、みんなの会社」
人を活かす経営のために、少し無理だろうなと思っても、本人とじっくり話し合い、任せてみる。出来なくても、チームとして皆でフォローし成し遂げる。成し遂げたときの達成感もチームで分かち合うように心がけ、すべての社員に関わり合えるようにしています。又、社内では感謝の気持を分かりやすくするため、ありがとう掲示板を作成し恥かしくて言えない「ありがとう」の気持ちをメッセージで伝える活動もしています。ポジティブ会議と言う会議では、発言は全てポジティブに、思考も常にポジティブの会議も毎月行っているそうです。
社員に対して
仕事を通じての人と人の繋がりを大事にし、いろいろな人と繋がっていき社員を幸せにしていく。出来なくてもみんなでカバーしチームとして助け合い、人が嫌がることはしない社風をつくりみんな幸せになってほしい。山内社長が先代から受けたことを、みんなに伝える熱い気持ちが伝わってきました。
同友会への想い
先代の突然の他界により、経営者の道を歩むことになり同友会で一緒の方々からアドバイスを頂き事業承継を乗り越えたことから、同友会は経営の勉強する場所だと笑顔で答えてくれました。又、先代の佐藤社長の同友会での活動内容を多くの方に聞き、山内社長が例会委員長をはじめ多岐にわたり東播支部で活躍しているのは、先代への感謝の気持ちからだと感じました。
今後の展望
「MISSION:IT×Designのチカラで、幸せにして、幸せになる」お客様によろこんでもらえる仕事をし、利益を出し、社員を含め会社に関わるすべての人を幸せにする。目的と目標を明確にし、社員のやる気を奮い立たせ、より良い会社にし、成長しつづけたいとの熱い思いが感じられました。10年後には、全社員の給料を業界の平均給料の1.5倍に!という高い目標を掲げています。
編集後記(取材の感想)
今回、お話を聞かせて頂き、見た目と全然違い、山内社長の熱い思いがひしひしと感じられ自分の小ささに気付かされました。こんな熱い社長はメッタにおめにかかれません。一生懸命頑張っている人を蹴り落とす人はいません。必ずやチームファインに関わるすべての人が山内社長の熱に巻き込まれ超ビッグなチームファインになって行くと確信致しました。有難う御座いました。
東播支部広報委員会 中尾 英作(株式会社ナカ建商)