第36回 全兵庫経営研究集会
記念講演について
LECTURE
「どうせ無理」という言葉は、人の可能性を奪います。興味を持たなくなり、やる前に諦め、考えなくなってしまいます。今の時代、“人を生かす経営”をもとにビジョナリー・カンパニーを目指す中小企業にとって人を生かすことが難しい時代を迎えています。こんな時代だからこそ失敗を恐れずに、自ら挑戦することの大切さや、「だったらこうしてみたら?」という言葉で人の可能性を広げることで、やったことが無いことに挑戦し、あきらめず、より良くを求める人をそだてていく。中小企業の未来も作る言葉ではないでしょうか。今回は記念講演に、北海道の町工場でロケットの実用化に向けて挑戦し続けた、株式会社 植松電機 代表取締役の植松努氏を迎え、夢をあきらめない大切さ、夢を持つ勇気や自信を持つ大切さについて講演していただき、より一歩進んだ“人が生きる経営”について考えていきたいと思います。
講師紹介
植松 努 氏
株式会社 植松電機 代表取締役
就労継続支援A型事業所「UniZone」代表取締役
講師プロフィール
小さい頃から紙飛行機が大好きで、大学で流体力学を専攻。
名古屋の航空宇宙産業で働いたのち北海道に戻り、リサイクル用バッテリー式マグネットを開発。株式会社植松電機を起業しました。
北海道大学でロケットエンジンの研究をしていた永田教授との出会いをきっかけに、現在は様々な宇宙開発にかかわり、全国の大学生や研究者を技術的にサポートしています。
また、人の自信と可能性を奪われない社会を目指して、全国の学校での講演やロケット教室も行っています。
会社概要
創立 :1962年
設立 :1999年10月18日
資本金 :1,000万円
年商 :7億円
従業員数:31名
事業内容:車両搭載型低電圧電磁石システム設計・製作・販売、教育事業、研究開発事業(研究開発・研究開発支援)