HOME > 経営者の読解力と表現力を高めるのにオススメのiPhoneアプリ「たて書きコラム」

BLOG

経営者の読解力と表現力を高めるのにオススメのiPhoneアプリ「たて書きコラム」

投稿者:(有)前川企画印刷 西端 康孝(西神戸支部所属)

広報をしていく、経営理念を伝えていく、想いを伝えていく。

 

中小企業経営者にとって、自分の言葉で発信することが重要であるのは、言うまでもないことでしょう。発信の重要性が分かっていても「伝える」ことが続かないのは、幼少のころから強いられた作文教育によって、かえって苦手意識が植え付けられてしまったことも原因のひとつとして考えられそうです。

 

作文が苦手な方には、名文をシャワーのように浴び続けることがオススメ。簡潔な言い回しやリズム感を音読で体感して、真似てみる。その習慣を繰り返すことで、すこしずつ、自分の言葉で伝える躊躇いが消えていきます。

 

たて書きコラムは、経営者の読解力と表現力を高めるのにオススメのiPhoneアプリ

 

そこで今回は、日本の新聞各社が綴る社説(コラム)を読むことのできるiPhoneアプリたて書きコラムを紹介します。

 

tategaki2.jpg

 

たて書きコラムは、日本中の新聞社が綴る社説(コラム)を縦書きで表示してくれるiPhoneアプリ。新聞各社のサイトに掲載されているコラムを、毎日、自動で更新してくれます。

 

アプリ内にインストールされてあるフォントで、各社のコラムを美しく表示。また音読機能もあるので、言葉のリズムを聴覚で感じてみるのもオススメです。

 

tategaki1.jpg

 

経営者向けオススメiPhoneアプリたて書きコラムで学びたい「疑問や反論を受け入れる余地を残して、共感を得る書き方」

 

字数が決まっている新聞の社説(コラム)。

 

決められた字数のなかで読み手に疑問を抱かせず、反論を許さないようにするために、「このあたりまでが起承」「ここからが転」、そして「結」というリズム感のある構成になっているのは注目してほしいところです。

 

もちろん、すべてのコラムに「転」があるわけではありません。ただ、「転」のパートで、反論や疑問の余地に言及しておくことで、穏やかな主張となり、多くの共感を得やすい文章になっていることは私たちも真似をしたい表現技法のひとつですね。

 

ちなみに、この文章も「転」を入れることで、「ほんまにすべてのコラムに起承転結があるんかー?」という反論を封じています。

 

経営者向けオススメiPhoneアプリたて書きコラムで学びたい「語尾を一定にせず、読み手が飽きない工夫をしている」

 

もうひとつ、社説(コラム)を読むうえで意識してほしいポイントがあります。

 

それは文章の語尾が一定ではないということ。「う」の口のかたちで終わる動詞で終わった次は、名詞で終わっていたり、「い」の口のかたちで終わる形容詞で文章が止まっていたりすることが分かります。

 

天気予報を思い出してみると良いかもしれません。

 

兵庫県北部、晴れ

兵庫県南部、晴れでしょう

大阪府、くもり時々雨

京都府、雨になるでしょう

 

このように、語尾の品詞をバラバラにすることで、聞いている人が飽きない工夫をしています。

 

語尾を単調にするのではなく、品詞を上手に散らしていく。読み手(聞き手)はリズムを感じながらメッセージを受け止めてくれるので、結果的に、印象に残りやすい文章になるのです。

 

 

いかがでしょうか。

 

動詞、名詞、形容詞を交互に使うのですよー、という書き方をすると、授業のようで眠くなってしまいます。あえて「う」のかたち、「い」のかたちと、口の形を意識してみる方法でご説明しましたが、その真意は伝わりましたでしょうか。

 

今回の記事も、実はすべて、文章の語尾がバラバラになるように書いてみました。お気づきの方もお気づきではなかった方も、ぜひもう一度読み直してみてくださいね。

 

苦手だった作文。読書感想文。

 

そんな苦手も「ちょっとした」技を覚えるだけで、楽しくなっていくかもしれません。まずは読むこと、名文のシャワーを浴びること。そして自分でも真似をしてみること。自分の言葉で伝えていく価値を、そんな習慣から気付いていただければ、こんなに幸せなことはありません。

iPhoneアプリ「たて書きコラム」のダウンロードはこちらからどうぞ

新着記事

2026-06-11

【チームIT神戸】ライブ配信:ジィ・アンド・ジィ株式会社(小林 敏夫さん)

毎月第2火曜日に配信される「チームIT神戸」のライブ配信。 今回は、システム開発を行う「IT事業部」とJTB代理業を行う「旅行事業部」という、全く異なる2つの事業を展開するジィ・アンド・ジィ株式会社(G&G)の小林敏夫社長をゲストに迎えました。

2026-05-21

「水質」を整え、共に育つ ― モチベーションの真理と経営者の覚悟

2025年最低賃金は過去最大の引き上げ。しかし「馬を水辺に連れて行けても水を飲ませることはできない」。経営者にできるのは部下のモチベーション操作ではなく、飲みたくなる「水質」=労務環境を磨き続けること。賃金という量と環境という質の両輪が揃って初めて、社員は自ら水を飲み成長する。

2026-05-09

クロジノツボライブ配信 【女性部】 ローソン加東厚利店 脇田昌代さん

加東市と明石市でローソンを2店舗経営されている脇田さん。1店舗目をスタートして約10年、2店舗目も早い段階で展開されたそうです。店舗間は車で1時間ほどあり、人材確保や教育には苦労も多い一方で、新商品や季節ごとの展開に「ワクワクする」と話されていたのが印象的でした。 「地域貢献」という言葉よりも、“地域への恩返し”という考え方に出会ったことで、より身近に行動できるようになったというエピソードも印象的です

2026-05-09

クロジノツボライブ配信 【女性部】(株)キシモト 三嶽 静さん

2026年2月女性部ライブ配信は、(株)キシモト 三嶽 静さんにお話しをお伺いしました。神戸〜姫路エリアでフォトスタジオを展開する(株)キシモト。フォトスタジオ運営だけでなく、保育事業や行政委託事業など幅広い事業を展開されています。社員さんからスタートし、2025年9月に代表に就任。経営指針の大切さを多くの人に伝えていきたいと意気込みを語られています

2026-05-07

小規模事業者持続化補助金を活用するための「考え方」と「準備」

小規模事業者持続化補助金は、販路開拓や業務効率化を支援する制度。通常枠は上限50万円・補助率2/3で、特例活用で最大250万円まで。採択の鍵は「何を買うか」より「事業がどう伸びるか」を数字と論理で示すこと。電子申請と商工会の支援書が必須。

2026-05-07

クロジノツボライブ配信 【女性部】(株)MAPS 岩堀真弓さん

2026年1月女性部ライブ配信は、株式会社MAPSの岩堀真弓さんにお話しをお伺いしました。起業のきっかけ、同友会の魅力、自身の経験からくる思いなどをお話いただいています、

2026-05-06

クロジノツボライブ配信 【女性部】宝塚NPOセンター 中山 光子さん

2025年12月度女性部ライブ配信は、宝塚NPOセンター 中山 光子さんです。宝塚・川西で、地域の若者サポート、就労支援、母子ハウス、フードシェアリングなどの事業をされています。