会員名　　

　

荒田 裕彦（代表取締役）

所在地　　

　

神戸市垂水区福田5丁目5番22号

設立　　　

　

2009年6月

事業内容　

　

在宅介護事業、居宅介護支援事業、認知症対応型共同生活介護

従業員数　

　

15名　パート・アルバイト105名

公式サイト

　

 

入会年月

　

2013年12月

事業内容及び企業の沿革

1999年、関西物流株式会社の介護事業部門として設立、2009年6月に株式会社スマイル・ライフとして独立しました。元々父親の会社である関西物流株式会社に98年に入社。業務請負事業を行う仕組みの中で、人材派遣対象業務の原則自由化になったことでの不安を感じて、介護事業に目を向けます。介護保険制度が始まる前、国が参入事業者を募って開いたセミナーに参加したことがスタートするきっかけになりました。2017年7月より、訪問介護、居宅介護支援事業に加え、通所介護もオープン。高齢者生活支援サポートとして、見守りサービス、生活サポート、食材配達なども行っています。

業界の状況、外部環境の変化とその中での対策

現場の実態と行政施策とのかい離の中で、まず基本を徹底させること、社員教育を徹底することが大切だと考えています。介護施設というハードの利益率を上げるために、夕方以降の「箱」の活用などを模索しています。

現在取り組んでいることについて

昨年より、介護保険外サービスとしての高齢者生活支援サービスを開始しました。内容は、見守り連絡システムを使った高齢者見守りサービス、生活の悩みをお手伝いする生活サポートサービス、旬の食材を使用した冷凍食材を個別配達する食材配達御用聞きサービスの3つ。さらには、差別化の工夫として、シナジー効果、地域のご家族の負担の軽減と人が集えるコミュニティー向上のための空間作りを進め、この取組みは経営革新計画の取得を考えています。

社員に対して

財務状況の共有をしたり、会社の方向性を社員に相談するようになって、問題意識と目標を一にするという組織風土が生まれました。信頼できる関係性が築くことができています。以前は様々な問題がありましたが、改善することができて、ここに辿り着けたのは、同友会の入会の影響がとても大きいです。

同友会への想い

できなかったことができるようになる、知らなかったことを知ることができる。組織作り、運営の仕方、企画の立て方など、同友会の中で学んだことは多いです。そういう同友会の試みをしていく中で、自己開示することが信頼関係を集めることだということに気づかされました。もっと早く出会っていればという想いもあり、同友会の存在は大きいです。

今後の展望

現在取り組んでいる企業保険外サービスとしての新しい取り組みを実現することが今後の課題です。さらに、事業継承について考えていくことにあたり、財務体質を改善し、しっかりとした経営基盤を作っていくことが現在の経営課題です。

編集後記（取材の感想）

同友会に入会したことでの自分自身の変化が大きいと話された荒田さん。常に落ち着いた行動で見守ってくれる、同友会の中でも大きな存在になられています。地域との関わりが深い事業でもあり、今後、超高齢者社会が進む中で、新しい取り組みが実現することで、その成功事例が広がることを期待しています。

 

西神戸支部　広報委員