2002年、能作4代目社長就任されました。自社製品開発を模索する中、ショップスタッフの意見を取り入れた風鈴がヒットします。さらにこれまで誰も製造してこなかったすず純度100%の曲がる食器を開発し、金属製品は硬くて丈夫なことが当たり前の世界の中、逆転の発想で食器が曲がる事の面白さを特徴とした製品で全国的に有名になります。しかし、守りたいものがあるからこそあえて営業活動はしません。
現在は、すずの特性を生かして、医療分野に挑戦中です。また、2017年には新工場を竣工し産業観光の受け入れをされています。新しい仕事づくりへの挑戦は、経費増、社員への負担増につながりますが、そこから得られる成果は自社だけにとどまらない大きなものだと考えていらっしゃいます。新しい仕事づくりの挑戦から何を得たのか、どうしても守りたいものは何か、今日までの道のりと共にこれからのビジョンもお話ししていただきます。伝統の進取の精神と、炎のような情熱と、すずのような粘り強さで諦めない「新しい仕事づくり、地域づくり」に挑戦する能作さんの熱い報告！ご期待ください。